久保内科病院 広報誌


Vol.9
2007年冬号

発行/医療法人是心会 久保内科病院 佐世保市田原町11−9(広報委員会)TEL 0956-49-3377

医薬分業Q&A                      薬剤師 松尾 隆

Q1:医薬分業ってなんですか?

 医師の診察を受けたあとに、お薬のかわりに処方せんが渡されます。処方せんにはお薬の名前や種類、量、飲み方(使い方)が書かれています。この処方せんを街の保険薬局にもっていくと、薬剤師が薬の量や飲み合わせ等を確認の上調剤し、お薬が渡されます。これが医薬分業です。

Q2:お医者さんは、どうして処方せんを出すのですか?

 病院の薬剤師は入院患者さんへ、外来の患者さんは街の薬局の薬剤師さんに任せることで一層診察に専念することができます。その結果、患者さんはより充実した医療を受けられるようになります。

Q3:くすり屋さんなら、どこでも処方せんが調剤できますか?

 お薬を扱う店には「薬局」と「薬店」がありますが「薬局」であればどこでも処方せんにより調剤できます。また、「保険薬局」「保険調剤」「処方せん受付」などの表示があるところは必ず薬局ですのでどこでも調剤できます。

Q4:処方せんは、代理の者が持って行っても調剤できますか?

 処方せんがあればご本人でなくても構いません。患者さんはお宅でお休みになり、ご家族の方などが処方せんをお持ちになっても調剤できます。

Q5:処方せんを薬局へもって行くと、調剤の前にいろいろと聞かれますが、なぜですか?

 お薬を安全に使用していただくために必要なことをお聞きします。例えば、以前お薬で副作用やアレルギーがなかったか、どんなお薬を服用しているかなど、心配が無いことを確認して調剤します。一度お聞きしたことは記録しておき、次回の調剤に役立てます。これにより、あなたの使用するお薬の重複や相互作用をチェックできるので安心してお薬を使用できます。

Q6:お医者さんで出るお薬よりも料金が高いのはなぜですか?

 処方せんにより薬局でお薬を受け取る場合、病院から直接もらうよりも患者さんの負担は若干高くなります。これは薬局で患者さんのお薬の使用歴を記録したり、お薬の服薬指導を行うことによるものです。

Q7:お薬だけほしい場合はお医者さんに行かなくても薬局で調剤できますか?

 いいえ、それはできません。薬剤師はお医者さんの診断の結果、症状に応じて出された処方せんにもとづき調剤しますので、その都度受診しなければなりません。Q8:処方せんはどこの調剤薬局にもっていってもよいですか?どこへもって行っても構いません。但し、お薬が揃ってないことがあるかもしれませんのでご注意下さい。

Q9:処方せんはずっと有効ですか?

 処方せんの有効期限は発効日を含めて4日間です。日曜日などお休みにご注意下さい。
速報 日本医療評価機構より認定されました

広報委員長 坂口 洋司

 久保内科病院はよりよい医療を目指して、平成16年11月25・26日に日本医療機能評価機構の訪問調査を受け、様々な改善要望事項を指摘されました。職員一同で一生懸命指摘事項の改善に取り組み、平成18年7月26日再審査を受けました。その結果平成18年8月21日日本医療機能評価機構の認定を受けることができました。まだまだ、継続な課題が残されておりますが、今後も積極的に改善に取り組みたいと考えております。詳細については次号(こころ第10号)に掲載予定です。






AED(自動体外式除細動器)についての院内研修会

院内教育委員会 廣瀬 あゆみ

 AED(自動体外式除細動器)について院内研修会を行いました。AEDは心室細動に対して最も効果的な治療法である除細動を行う機器です。最近では、空港や総合病院、公共施設などに設置されているのを目にされた方も多いのではないかと思います。実際、設置されていてもなかなか使用する機械がないため、緊急時に対応できるようフクダ電子の協力のもと病院職員48名がAEDの操作を体験しました。
 研修に参加した職員からは『使い方が簡単なので、実際に自分でも使用できると思った。』『AEDが設置してあるのは見たことがあるが、実際目の前で見て実践できたのは良かった。』『使い方や注意点などが理解できた。』などの感想を聞くことができ、救命救急に対する関心の深さを改めて知ることができました。
 今後も救命救急の研修に積極的に取り組んでいきたいと思います。


外来より患者様へ

外来看護師 前田 千鶴

 外来のスタッフは看護師12名 看護補助者1名の計13名でその内、内視鏡室 担当看護師3名 介護支援専門員1名で、それぞれ業務に携っています。
 外来の業務の流れとしては、まず診察に来院された患者様のカルテを確認し、診療がしやすいように、準備をします。診察後は医師の指示に基づいて必要な検査介助や処置などを行います。患者様に応じて出来る限り、必要な看護が行えるよう日々努力をしております。その他に週に2回(月曜日・火曜日)の訪問診療や週5回の訪問看護も適宜行っております。
 一つ皆様にお願いしたい事は、診療前や検査前などに、お名前の確認させて頂くことです。これは患者様間違いがないように行っております。お名前を何度も尋ねられ嫌な思いをされる事もあるかもしれませんが、御理解頂ければ幸いです。診療前や検査前などは、是非お名前を名乗って頂ければと思います。
 また日頃から皆様には診療までの待ち時間が長く御迷惑をおかけし、大変申しわけなく思っております。スタッフ一同、待ち時間が少しでも短縮出来るよう心がけて業務に励んでおりますが、不行き届きの点が多くあると思います。御意見などお聞かせ下さい。お待ちしております。 放射線室では、今後も医療を求める人たちの健康に役立つため、専門分野の責任をまっとうし技術の向上に努めて頑張って行きたいと思います。
〜七夕〜

3病棟看護補助者 中尾 照子

 今年も療養病棟において笹の葉を飾り、患者様・スタッフで短冊にさまざまな願い事を書きました。その中で一番印象的だったのは、『○○○(患者様の名前)が達者でありますように』と書かれた短冊でした。これを書かれたのは患者様(84歳)のご主人(85歳)。今では時代劇ぐらいにしか聞かれない『達者』という文字に、深い夫婦愛を感じました。
 このご主人はヘルパーさんと毎日タクシーで外来の玄関まで来て、車椅子に乗り病室までやってきます。(それこそ雨の日も風の日も・・・)そして、ベットサイドで今日あったことを語りかけるのです。その間に『○○○気をしっかり持って』、『○○○元気かー』と、何度も何度も言われます。奥様の方は声が出ないので、精一杯の笑顔で応えています。今年飾られた一枚の短冊は、私たちスタッフに感動を与えてくれました。そして奥様には、病気と闘う勇気を与えられたことでしょう。
 代わり映えのない毎日ですが、少しでも患者様に季節を感じていただけるよう、療養病棟では、行事を続けて行きたいと思います。




編集後記

 今回の「こころ」はいかがだったでしょうか?早いもので3年目に入り秋号を発行することになりました。医薬分業にともない10月2日より処方せん発行をいたします。なにかと戸惑われることもあるかと思いますが、わからないことがございましたら、気軽にお尋ねください。病院や広報誌に対するご意見ご感想もお願い致します。

 朝夕はめっきり、涼しくなってまいりました。お体には十分お気をつけくださいませ。

(岩佐 香織)

編集長  坂口(副院長)
編集委員 笹山・井手(事務部)、藤山・前田幸・井元・鴨川(看護部)、岩佐(検査部)、田島(薬剤部)、橋口(放射線部)、塚本(栄養管理室)

平成18年9月17日作成